プラスチック汚染

プラスチック汚染問題への対策、影響、原因など時事ニュースを交えながら

生分解性プラスチック量産販売なるか

兵庫県の化学系ベンチャーのGSアライアンスが生分解されるプラスチック食器の開発に成功した模様です。

www.kobe-np.co.jp

プラスチックの大きな問題点は生物分解されないということですね。英語で言うところのbiodegradation。だから捨てられるとずっとそのまま残ってしまい、さらに細かくなって知らない間に生物の体の中に入り込むという悪循環です。

 

一番いいのはやはり代替素材が出てくることですよね。生分解される代替素材。なので今回みたいなこういった代替素材に期待しましょう。

GSアライアンスと森良平社長

GSアライアンスは化学メーカーである冨士色素株式会社の森良平社長が環境、エネルギー分野の最先端材料を研究開発するために設立した社内ベンチャーです。

 

森社長は昭和48年(令和の2つ前の時代!)生まれの45歳。森社長の祖父が昭和13年3月に有機顔料製造及び販売を目的として日本顔料製造所として設立した会社です。

 

森社長は高校時代に1年半アメリカに留学経験し、京大大学院で工学博士を取ります。その後日本写真印刷株式会社(現在のNISSHA)に入社後、家業を継ぐ為に冨士色素株式会社に入社し、平成28年代表取締役に就任しています。

 

素材系メーカーとなるとすごく地味な印象もありますが、こうやって世界中で課題となっていることに対するアプローチをしていくことはすごくエキサイティングですよね。

 

是非世界のプラスチック素材を置き換えて欲しいものです。