プラスチックごみが燃料に?!
こういう技術はどんどん歓迎したいですよね。
研究チームが用いたのは、超臨界水(水の温度と圧力を上昇させて、液体と気体の密度が同じでこれらを区別できなくなる領域の水)や亜臨界水(臨界点よりもやや低い領域の水)。水を高圧下で約455℃に熱し、その中にプラスチックごみを入れたところ、プラスチックごみが約1時間で見事オイルに変換されました。プラスチックごみに含まれる不純物は、オイルに変換されるか、処理水の中に抽出されますが、この抽出作業は変換と同時に行われます。
若干心配なのは熱するための燃料をどうするのだろうといったところでしょうか。プラスチックから燃料が作れるようになれば熱するための燃料自体もプラスチックから作れるようになるのかな?
今後の展開に期待しましょう。